2019年後半ぐらいから、特に2020年に入ってはよくこのSDGsについて言われたりしていますよね。
このSDGsについて私が取り組んでいこうと思っていることを書いてみようと思います。
SDGsって何?
SDGs(エスディージーズ)とは【Sustainable Development Goals】といい、「持続可能な開発目標」の略で17の目標と169のターゲットからなります。
地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っているそうです。
2020年1月、SDGs達成のための「行動の10年(Decade of Action)」がスタートしており、この目標を2030年までにSDGsを達成するには取り組むスピードを速め、規模を拡大しなければならないようです。
持続可能な開発目標とは
それぞれ、どういったものがあるのか見てみましょう。
1.貧困をなくそう
あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせるということがテーマだそうです。
世界には約7億人の人が極度の貧困状態にあるそうで、世界人口のおよそ10%にあたり、それは10人に1人の割合のようです。
2.飢餓をゼロに
飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進するということをテーマとしています。
世界には食べるものが食べられずに、飢えに苦しむ人たちが8億人もいる。つまり、9人に1人が飢餓に苦しんでいるという事実があります。
3.すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進するということをテーマにしています。
今、世界中には基礎的な医療保険サービスを受けられない人が世界人口73億人の半分、約36億5000万人いると言われています。
そして、世界では5才の誕生日を迎える前に亡くなる子どもたちが年間約560万人もいて、これは5秒に1人の子どもが命を落としている計算になります。
4.質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進するということがテーマとなっています。
質の高い教育を受けることにより、世界が抱える数多くの課題を解決することができるのに、世界にはまだ教育を受けることができていない地域があります。
理由としては、学校が近くにない、お金がない、親が行かせてくれない、戦争のために行けないということなどあるようです。
5.ジェンダー平等を実現しよう
世界人口の半数を占める女性と女児がジェンダー差別なく社会に参加することができれば、多くの国や途上国が抱える経済成長、貧困や教育といった様々な課題解決をすることができるそうです。
今は女性差別だけではないですね。
6.安全な水とトイレを世界中に
すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保するということがテーマとなっています。世界中では人口の40%を超える人たちが水不足に苦しむだけでなく、なにかに汚染されている水を飲料水として使用するしかないなど、衛生的にも極めて生命の危機に関わる課題を抱えていたり、紛争等の原因にもなっています。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保するがテーマとなっています。安全でクリーンな電力エネルギーが無いために、有毒で環境や人体に害を及ぼす燃料を用いざるを得ない人たちがいます。有毒な燃料を使うことにより、人の健康に大きな被害が起きていたり、地球温暖化の原因にもなっています。
8.働きがいも経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成⻑及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用 (ディーセント・ワーク)を促進するがテーマとなっています。世界の失業率が1990年代よりは下回っているものの、年間340万人以上の失業者を生み出し続けていて、その総数は今や2億人を超えて増え続けています。今年は特に新型コロナウイルスの影響で失業者が増えています。
9.産業と技術革新の基盤をつくろう
強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図るがテーマです。開発途上国において基礎インフラ(電気、ガス、水道、交通、インターネット等、私たちの生活に必要な施設や設備)が未整備であり、大きな課題となっています。
10.人や国の不平等をなくそう
世界では、10人にひとりが一日2ドル以下で生活されている中、ごく一握りの人たちが莫大な富を有しており、1%の富裕層だけでなく、世界中の企業が得る富を社会貢献に活かしていく仕組みを一つでも多く作ることができれば、持続可能な社会の為の経済成長を実現することができるようになります。
11.住み続けられるまちづくりを
包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現するをテーマとしています。SDGsの複数の目標で使われている「強靱(レジリエント)」という言葉は、壊れない強さではなく、いち早く元の状態に回復できる力のことを差していて、自然災害等にあっても、いち早く元の状態に回復できる持続可能なそんな都市の実現がこの部分のテーマです。
12.つくる責任つかう責任
持続可能な生産消費形態を確保するがテーマです。衣料、食料、エネルギー、色々な分野での「つくる責任 つかう責任」の解決が必要となります。
13.気候変動に具体的な対策を
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じるがテーマとなっています。温暖化にはこれ以上気温が上がらないように決められた世界共通の長期目標があり、その長期目標で示されている具体的な温度上昇抑制の目安は世界的な平均気温上昇を産業革命前(1880年)に比べて2℃以下に抑えることを目標とし、1.5℃以下に抑制することを努力目標とするが2015年11月「パリ協定」で定められています。
14.海の豊かさを守ろう
持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用するというテーマがあります。海の豊かさを守ることが、持続可能な地球環境保護や地域経済に大きな影響をもたらしてくれますが、現在、海の魚は取られすぎていて減少の一途をたどっています。そして、海洋ゴミの関係もあり生態系へも影響しています。
15.陸の豊かさを守ろう
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止するがテーマとなっています。毎年、東京都59個分の森林が失われていて、生物多様性のバランスまで破壊し始めており、地球上では年間4万種もの生物が絶滅しています。
16.平和と公正をすべての人に
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、 すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築するがテーマです。持続可能な世界を実現するためには世界中の人たちが、差別されることなく、暴力を受けることなく、災害や紛争に苦しむことなく、安全で安心な生活を送り、同じ立場で公正に話し合い、助けあい、一緒に世界平和の実現に取組む必要があり、SDGsのスローガンである「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を達成する目標に繋がります。
17.パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバ ル・パートナーシップを活性化するがテーマでSDGsの目標1〜16を達成するためには世界中の国の政府、国民、技術者、地域、企業といった、ありとあらゆる人たち全員が結束してSDGsに取り組むことが必要となります。
SDGs17の目標にはそれぞれ細かいターゲットが設定されていて、全部で169のターゲットがあります。細かいターゲットについてはここでは割愛しますね。
それぞれが絡み合っていて共通していることもあります。
できることをしよう!
持続可能なことなので、細かいことまで気にするとなかなか難しいですよね!
このポスターを見て、パッとわかるところだけでもやってみようと思っています。
日本メディカルアロマテラピー協会でも、この取り組みに賛同している所があり以下の部分に取り組んでいます。
この2つは協会の理念にも当てはまるそうです。
私はこの2つも含めて
これらにも持続可能な範囲で取り組んでいこうと思っています。
エコバッグを持つことは環境への配慮として13.14.15にも当てはまりますし、ワークショップに参加してくださった方で複数お作りになられた方へは新聞紙で作った紙袋に入れて帰れるようにお渡ししています。
来年からは、容器の方もリサイクルしてもらおうかと考えたりしていますが、この辺りはちょっと微妙な問題もあり検討中です。
こういった取り組みがしっかりと出来たらいいですね!
あなたの取り組みがあったら教えてくださいね♪
最後までお読みいただきありがとうございました!
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