メディカルアロマとしての蚊よけで命を守る!

こんにちは!
「Pono*ALOHA」Mizuyoです。

"メディカルアロマって何?”って方は、まずはこちらをご覧ください。

蚊よけで命を守る?

Twitterで見かけたこちらの記事。

タイ・バンコクにお住いの方で、デング熱で入院した子供たちのために伝染病から命を守りましょうというような内容。

たまたまフォローさせていただいている方の記事でしたが、ブログを読み衝撃を受けました!

そのブログがこちら

まずは読んでみてください。


とっても解り易く、デング熱について注意喚起されています。

日本で5年ほど前ですか?

デング熱が話題となりましたね。
今ではほとんどTVで見ることがなくなりましたが、発生しなくなった訳ではないです。

春先から冬に入る前まで耳元で煩わしく飛び交う蚊。

最も危険な生物だとこのブログに書いてありました。

2番目に危険なのは

ということにも驚きましたが。。。

蚊で東南アジアやアフリカの方では毎年数万人もの命を落としてしまうほどの伝染病に罹る場合があります。

日本は、虫よけなどの薬剤や公衆衛生の面でとても整備され、安全なので罹る人が少ないだけでしたが旅先から知らないうちに持って帰ってしまい、拡げてしまう。

という事が、その5年ほど前にあったのです。

蚊の生態について知る。

予防するという事は、やはり蚊についてなるべく知っておくことも大事。

日本には約100種類以上の蚊がいて、その内、約30種類ほどが人の血を吸う

蚊の多くは外気温15℃以上になると吸血を始め
25~30℃まで上昇すると吸血活動が活発化され
それ以上になると大人しくなるそうです。

だから猛暑(35℃以上)だとほとんどいませんよね。


蚊が発生しやすい場所としては

下水溝、空き缶、竹の切り株、古タイヤ、雨水枡など少量でも水が溜まる所に出やすいそうです。

卵から1~2日で孵化し
6~8日で蛹化、
さらに2~3日で羽化
寿命は1~2カ月で
血を吸うのは交尾後のメスのみだそうです。

蚊が好むのは「汗」「熱」「二酸化炭素」

・子ども
・太った人
・酒を飲んだ人
・運動して汗をかいた時
などが刺されやすいですね。

黒い服は熱を吸収しやすいので、白い服を着ている人よりも刺されやすい様です。

あと、血液型でO型の人が刺されやすいというのは科学的に根拠はないそうですがO型は「花の蜜」の匂いに似ているから刺されやすいのだとか。

実際、私もO型なので「刺されやすいなぁ~」とは思いますが、別の血液型の人といる時にその方が先に刺される時もあるので、確かに科学的に根拠が無いと言われれば、そうなのかもって思います。

蚊に刺されると怖~いのが病気

  • マラリア
  • 日本脳炎
  • デング熱
  • 黄熱病に
  • ウエストナイル脳炎
  • フィラリア

などなど
多くは予防接種で防げます。

ですが、

普通の方は日本脳炎の予防接種を子どものころに受けたぐらいではないでしょうか?

近年、日本も温暖化が進み気候が亜熱帯化してきているので、海外から感染した蚊がなんらかの形で入って来て住み着いている可能性は大いにあります。

それが原因で5年前にデング熱という事になりますよね!

そんな蚊に刺されないようにする為にも安心安全な虫除けを使用する様にしたいものです。
特に産まれたばかりのbabyちゃんや、自分で回避する事の出来ないペットには尚更ではないでしょうか?

虫よけスプレーをする女の人のイラスト

蚊よけスプレーは自分で作れる

一般的に市販されているものは色々ありますが、自分の手で安心安全なものがつくれるなら作りたいですよね!

自分で手作りされている方は

その使用している精油には本当に虫除けできる成分が含まれている

ちゃんと知っていますか?

その精油で大丈夫?

某有名海外メーカーB社のものに使用されている精油は主に以下のものが多いように思います。

ラベンダー
シトロネラ
ユーカリ
ティーツリー
ペパーミント

などです。

先日、国内のアロマ会社の製品を手に取って見る機会がありましたが、似たような内容成分でした。

以上をメディカルアロマ的に見てみると、蚊よけに使われる成分があるとすればシトロネラぐらいでしょうか?

しかも、一般の方が見ると以上の精油にはそんな効果があるのか~」って納得してしまいます。

以前の私がそうでしたから。。。

某社のアロマ虫よけスプレーは、そういえばアウトドアスプレー的な表示だったので、それは雑貨としての考え。

効果無くても問題ないです。

だって、雑貨ですから。

私がお伝えしているのはメディカルアロマです。
それは医師が使えば治療としても使えるものです。

なので薬業界の考え方で作ります。

エコロジー雑貨のオンラインショップ

精油を選ぶ際には学名も必要になってきます。

ラベンダーを一つ例にしてみても

  • ラベンダー・アングスティフォリア
  • ラベンダー・ストエカス
  • ラベンダー・スピカ
  • ラベンダー・スーパー

など
たくさん種類がありますよ!
ユーカリなんてもっとたくさんあります。

ちょっと小難しい話が続きますがお付き合いくださいませ。

精油には学名というものがあります

メディカルアロマとして使用するに当たっては以下の点に注意しなくてはいけません。

  • 日本の厚生労働省指定機関による成分分析表が精油ごとにある
  • 学名の記載
  • 採油部位
  • ロット番号の記載
  • 保証期間

以上の5つの条件クリアした精油しか使用しません。

なので、きちんと学名が記載されていますし、成分分析表を見ると残留農薬29種類の検査がされ、入っていないという事がわかります。

健草医学社 検査項目

肌に直接使用する精油に関しては、この様な事も気にした方がいいのではないでしょうか?

虫よけに使う精油はユーカリ・レモン!

メディカルアロマの虫よけスプレー

メディカルアロマでは虫よけに使う精油は一択です。

精油名 ユーカリレモン 学名 Eucalyptus citriodora

これしか使いません!

なぜなら、昆虫忌避作用(蚊・ノミ・ダニ限定)のある成分が一番多く含まれているからです

日本の厚生労働省もその効果は認めています。

精油の昆虫忌避作用は色々あったりするのですが、

ここでいう虫除けで使うのは蚊・ノミ・ダニ限定の昆虫忌避作用です。

その成分はテルペン系アルデヒド類シトロネラール

そのシトロネラールを含有している私が知っている精油はユーカリ・レモンシトロネラ・ジャワ

含有率を見てみると
ユーカリ・レモン 73%
シトロネラ・ジャワ 30%

明らかにユーカリ・レモンの方が高いです。

なのでユーカリ・レモンしか使いません。

一般的なアロマで、虫よけに使用されている精油の中でレモングラスも虫除けスプレーに使われていますが、同じテルペン系アルデヒド類の中にシトラールという成分があります。

名前は似ていますが全く別物です。

他には、シトロネロール
これはモノテルペンアルコール類の中にあります。
ゼラニウム系が30~40%含有しています。

今まで出てきた成分を書き出すと。

  • シトロネラール
  • シトラール
  • シトロネロール

ちょっと呪文のようですがw
レモングラス
ユーカリレモン
その匂いを嗅ぐと柑橘系ぽい。

柑橘類とオイルビン

そういった事から成分名から推測して、シトラスという言葉が似ているのでシトラス=柑橘系ならいいのでは?という考えで、レモンなんて入れてませんか??

なので、間違えてお勉強された方がいらっしゃるのではないのかな?
アロマを勉強していない一般の方は、特にそう思われているのではないでしょうか?

それから、一般的なアロマでローズマリーを使われる場合もありますがローズマリーといえども学名をみると色々あります。

虫除け作用があるのはローズマリー・カンファー(Rosmarinus officinalis CT1 (Camphora))

これはタンスの虫除けです。

カンファーって樟脳のこと。
昔のタンスの虫よけ剤って言えば解りやすいかな。
おばあちゃんちのタンスの独特なあの臭い。
蚊・ノミ・ダニには使えません。

カンファーはケトン類という成分に属しているので、
使用する際には注意が必要になってきます。
皮膚刺激があるって事です。
ご注意くださいね!

エタノールは使ってはダメ!

それから、

虫除けスプレーを作る際にエタノール(アルコール)を使用されている場合がありますが、それも注意が必要です。

エタノールを使用する事によって精油の成分が変化(エステル化)し香りはとてもいい香りにはなりますが作用が変化してしまいます。

なので、効果があるとされているユーカリ・レモンを使って虫除けスプレーを作ったとしても

作った当日は効果があるかもしれませんが

日を追うごとに意味が無いものになってしまいます

なのでエタノールは決して使用しないでくださいね

エタノールを使わないことについてはこちらをご覧ください。

自分や家族を守るのはあなた自身です!

正しい知識を持てば、安心安全なものが自分の手ですぐに作れますよ

蚊・ノミ・ダニ
今まではさほど騒がれていませんでしたが、数年前から命にかかわる危険が取りざたされてきました。

ダニも命にかかわる病気があるので、農作業される方や山などに入られる方には注意が必要ですよね!

間違った情報で作られたアロマスプレーで命を落とす事もあるんです!

精油の中で蚊・ノミ・ダニを予防できるのはユーカリレモン
何度も言いますが、厚生労働省でもそういってます。

ユーカリ油(レモンユーカリ油)と記載

ディート(DEET)やピカリジン(イカリジン)も書かれていますが、戦争の時に使用された薬剤で化学合成成分なのでナチュラル志向の方はユーカリレモンの方が安全でオススメです。

自分や家族の身は自分の手でしっかり守りましょう!

選ぶのはあなた自身です。

家族の一員であるペットも同じように使えます。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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