こんにちは!
「Pono*ALOHA」Mizuyoです。
"メディカルアロマって何?”って方は、まずはこちらをご覧ください。
カモミールは2種類ある
今回はカモミール(カモマイル)と言われる精油について。
でもメディカルアロマで使う精油と使わない精油があります。
フレッシュハーブなどではカモミールと言われますが、
私が使っているメディカルアロマではカモマイルと言います。
カモマイル・ローマンの詳細
学名 Chamaemelum nobile
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 花
産地 フランス
主な成分
エステル類 アンゼリカ酸イソブチル、アンゼリカ酸イソアミル、アンゼリカ酸メチルアリル
ケトン類 ピノカルボン
アロマでは主にマモミールは2種類あり
メディカルアロマではこちらの精油は使いません。
なぜ使わないかは下の方に書いておきますので
最後までお読みいただけると嬉しいです!
なので、もう一つのカモミール(カモマイル)をご紹介しますね!
カモマイル・ジャーマンの詳細
学名 Matricaria recutita
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 花
産地 エジプト、スロベニア
主な成分
酸化物類 ビサボロールオキサイトA、 B、ビサボレンオキサイト
エステル類 酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、安息香酸ベンジル
セスキテルペン炭化水素類 カマズレン
メディカルアロマではこちらの精油を使います。
メディカルアロマ「カモマイルジャーマン」の使い方
カモミール・ローマンは成分を見ると
エステル類のアンゼリカ酸~という成分が3種類あります。
それらは、とても弱い鎮静作用で若干あるかないか程度。
さらに、ケトン類が5%ほど入っているので肌刺激になり、敏感肌の方などにはあまりおすすめできません。
一方、カモマイルジャーマンの方は
肌刺激になるケトン類は1~2%ほどしか入っていなく
セスキテルペン炭化水素類カマズレンが
・抗アレルギー作用
・抗ヒスタミン作用
・抗炎症作用
これらの成分により、アレルギーに対しての根本治療として使うことができる精油となります。
メディカルアロマでは体質改善ジェルというものが作れるんですよ!
上記のブログにも紹介しているのですが
体質改善ジェルというのは青色をしているんですよ!
この青い色は、抽出する際の熱に反応してなるそうです。
別名アズレンとも言って
目薬ではハイアズレンと表記されていたりします。
このカマズレンは
アトピー性皮膚炎の方の100人中2~3人は合わない方がいるようです。
気を付けられた方がいいかな。
ローマンの方の精油は青くなく、透明?です。
よく振って混ぜるとこんな感じのジェルになります。
即効性はありませんが、半年くらい時間をかけて体質改善させるという風に使います。
ただ、体質改善ジェルにしても
アトピー性皮膚炎の方は何人か合わない人もいるようです。
どの精油もですが精油をそのまま使用するのは危険です。
カモミールティなどカモマイルのその他の使い方
よく、安眠効果があると言われるカモミールティですが
どちらの種類かというと、カモマイルジャーマンの方です。
花がリンゴのような香りがすると言われ、人気があります。
葉っぱは香りがしないそうです。
ただ、カモミールティはキク科の植物なので
菊アレルギーの人は飲めません。
精油は花粉をダイレクトに使う訳ではないので
アレルギーは起こさないそうです。
同じように見えて、カモマイルローマンの方は
苦くてハーブティにはならないようです。
でも、花も葉もリンゴのような香りがします。
ローマンはどちらかというと、ガーデニングに向いている植物で
グランドカバーといって、芝生のようにして植えられることが多いのだそうですよ!
よかったら参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
Pono*ALOHAの各種SNSなどのリンクはこちらからご覧くださいませ。
講座や鑑定などに関するお問合せはこちらからお願い致します。
毎月のスケジュールはこちらからご確認いただけます。
その他に、もしよろしければ岡山県内で開催している講座やイベント出店時のお知らせをご案内させてください。
便利なLINE公式アカウントでお友達になっていただけると嬉しいです♪
月に1回ほど不定期配信しています。