
セイクリッド・アロマカードから精油のご紹介をしています。
ローズオットー
No.11 Rose otto
【LOVE】愛
ローズオットーについて
学名 Rosa damascena
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 花
産地 ブルガリア、トルコ、モロッコなど
成分 モノテルペンアルコール類シトロネロール、ゲラニオール、ネロールなど
ローズオットーはダマスクローズという品種から水蒸気蒸留法で抽出されます。
ローズ(アブソリュート)
同じダマスクローズからとれるもので、一般的にローズという精油は有機溶剤抽出法(アブソリュート)という方法でとられたもの。
ローズでもメーカーによっては後ろにアブソリュートという名前がついていたりします。
学名 Rosa damascena
Rosa centifolia
抽出方法 有機溶剤抽出法(アブソリュート)
抽出部位 花
基本的にメディカルアロマではこの有機溶剤抽出法のアブソリュートのものは使いません。
さらにいうとローズ自体、精油が高価なため同じような成分で使えるものがあるのでそちらを使用します。
ローズの代用品
ローズはよく美容にいいと言われていますね!
その美容にいい成分というのがゲラニオールとネロールという成分。
その成分たちは
・収斂作用(皮膚を引き締めてくれる)
・皮膚弾力回復作用
という素晴らしい成分なんです!
それで、ネロールという成分の方は
実はゲラニオールと双子の兄弟といわれるもの。
なので、ゲラニオールと同じ働きをします。
そのゲラニオールが多く含まれているのが「パルマローザ」
という精油なんですね(*´▽`*)
今、ご紹介しているアロマカードにはパルマローザがないので、今日はこちらで紹介しますね!
右の精油がパルマローザです!
パルマローザについて
学名 Cymbopogon martini
抽出方法 水蒸気蒸留法
抽出部位 全草
産地 ベトナム、インド
主な成分
モノテルペンアルコール類 ゲラニオール
メディカルアロマ「パルマローザ」の使い方
パルマローザはメディカルアロマでは使う用途が幅広いです!
主要成分のゲラニオールですが実は抗菌力が高い成分でもあります。
こちらの記事のフェノール係数という部分を読んでみてください↓
抗菌力が高い
ゲラニオールは抗菌力を表すフェノール係数でいうと「12」
なので、抗菌力は高いです。
抗菌力は高いのですが、ウイルスには使えないので勘違いしないのでくださいね!
抗菌力が高いとお風呂場のカビ予防にも使えます。
入浴香料として、バスオイルと一緒にお風呂に入れるといいですよ(^_-)-☆
あと
抗菌力が高いということは皮膚刺激も強いです。
美容の力はすごい!
パルマローザには
収斂作用(しゅうれん作用という肌の引き締め作用)
皮膚弾力回復作用
この2つもあります(´▽`*)
でも、いくら収斂作用や皮膚弾力回復作用があるからといって、万人に使えるわけではない。
万人に使えないからと言って敏感肌の人、諦めないで!
希釈することで使えることもありますので、アロマの知識がある方にご相談くださいね!
お年頃になると、やはり肌を引き締めて弾力を出す!って
魅力的じゃないですか( *´艸`)
究極の美容ジェル!!!
30代から上は70代以上の方にもよく作りに来られる愛用者は多いです(^_-)-☆
私もよくお世話になっています( *´艸`)
温めの作用もある!
パルマローザはモノテルペンアルコール類というグループに成分が多く含まれるのですが、そのモノテルペンアルコール類は加温作用という作用を持ちます。
加温なので温めてくれるんですよね!
だから温めて治す痛みにも使ったりしますし、美容ジェルも塗ると温かくなったりする人もいます。
お風呂もそうですが、足湯や手浴にするのもオススメです!
足湯にすると抗菌力があるので水虫対策にもなりますね(^^)/
いかがでしたでしょうか?
ローズオットーの精油がないので別の精油の話になりましたが
参考になれば幸いです。
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