犬のかかりやすい病気トップ5はメディカルアロマで対応できるのか?

今ではたくさんのご家庭で室内犬として買われているワンちゃんたち。

この10年ぐらいで色々変化はあったと思うのですが、ワンペディアというサイトから、2021年の保険料の請求が多かった疾患のデータからメディカルアロマで対応できる疾患かどうかをご紹介いたします。

犬のかかりやすい病気トップ5

舌を出して寝る犬

1位 皮膚炎

気が付いたらよくカイカイしているってことはありませんか?

近年、ワンちゃんのアトピー性皮膚炎が増えているようです。

生活環境からや、細菌が原因のものまで様々な要因が考えられるようです。

皮膚炎に対してメディカルアロマで出来ること

皮膚炎はメディカルアロマにとっては得意分野といっても過言ではありません。

ただ、飼い主さまのケアの仕方によっては長引く場合があります。

メディカルアロマでアトピー性皮膚炎はしっかりと保湿をすることをオススメしています。
使用するのはラベンダーアングスティフォリアで作る、ラベンダークリームやラベンダーローション。

場合によってはラベンダージェルなども使います。

メディカルアロマのジェル・クリーム・ローション
左上から時計回りにラベンダージェル、ラベンダーローション、ラベンダークリーム

また、皮膚炎といっても種類がありますよね。

その原因は何かを探ることでその他の精油をブレンドして上記のようなジェルやクリーム、またはローションなど合うものを作ります。

菌が原因なのか、皮脂が原因なのかでケアする方法も違います。

精油はどこのものを使ってもいいという訳ではないですし、基材も使って問題ないものを選ばないといけませんよね。

病院でもらう薬との併用もできるので、しっかりと話し合った上でどれを使うかを決めていけます。

2位 外耳炎

数年前までワンちゃんが病院へかかる原因のトップはこの外耳炎でした。

最近は僅差?で2位となっています。

しかし、アトピー性皮膚炎や脂漏症、食物アレルギーとの併発が多いようですので、気は抜けませんね。

外耳炎に対してメディカルアロマで出来ること

外耳炎の原因は一般的には菌や真菌の繁殖によるものが多いです。

頭を振ったり、耳の辺りを掻いたり、こすったり、また耳のニオイが臭くなったりします。

メディカルアロマで菌や真菌にはフェノール係数で抗菌力がどのくらいのものを使用するといいか検証し、外耳炎に対しては、パルマローザという精油を使います。

フェノール係数についてはこちらをご覧ください。

外耳炎になってしまえば、病院へ行って治療することも大事ですが、まずは日常的に外耳炎にならないようにケアをしてあげることが一番です。

精油そのものは強い弱いはありますが、抗菌力をある程度持っているものがほとんどなのですが、日常ケアとしてはラベンダーローションで毎日やさしく拭いてあげる方法があります。

他の精油は刺激があるものもありますので、精油なら何でもいいという訳ではないのでむやみに使用するのはお止めください


もし、外耳炎かも?と疑われるようになったら、パルマローザのローションでケアがオススメです!

パルマローザには、菌や真菌に使える抗菌作用があるのでその作用を用いてケアしていきます。

使用する段階もありますので、気になる方はご相談ください。

3位 胃腸炎

ワンちゃんの胃腸炎の原因は主に食べ物の誤飲誤食によるものがあります。

それ以外には、細菌やウイルスによるものや寄生虫によるものとありますが、メディカルアロマで対策できるものはどんなものがあるか見ていきましょう。

胃腸炎に対してメディカルアロマで出来ること

誤飲誤食が原因のものは、なかなかメディカルアロマで対処するには難しく、特に中毒症状がある場合は獣医師さんに見ていただいた方がいいと思います。

しかし、細菌やウイルスによるもの、寄生虫の場合は、先ほどの外耳炎の時に出てきたフェノール係数を用いて対処することが可能になります。

寄生虫の場合、人はなかなかないとは思いますがワンちゃんなどはまだよく見られるようです。

こういった場合は、駆虫作用のある精油を使用します。

オリーブオイルなどに混ぜてパンに浸み込ませて食べるという方法ですが、知識がない状態では簡単にできないのでどの精油とはここでは伏せておきます。

ペットメディカルアロマセラピスト講座などを受講した場合にはお伝えしていますので、興味のある方はぜひ受講してみてくださいね♪

4位 下痢

犬が下痢をする原因は、人ともよく似ていますが胃腸や肝臓や膵臓の病気、腹部の腫瘍、細菌感染症やウイルス感染症、寄生虫感染、食中毒など。 精神的なストレスや冷え、食べ過ぎ、食べ慣れないものによる刺激、食物アレルギーなどが挙げられます。

肝臓、すい臓、腫瘍によるものはなかなか簡単には対処することがむずかしいですが、それ以外は注意深く観測して飼い主さまで対処することも可能です。

下痢に対してメディカルアロマで出来ること

まずは、しっかり観察して原因を知ること。

  • 何か普段食べないものを食べた。
  • 食べ過ぎていないか。
  • 冷えているかいないか。
  • 環境の変化などのストレスはないか。

など

飼い主さまでチェックできることは多数ありますので、心当たりのあることを探ってみましょう!

冷えている場合はまずは温めることも大事ですね。

下痢の際に使う精油は、バジルとパルマローザです。

どちらも温めの作用がありますが、自律神経安定などの作用もあるのでそういった面も考えて使います。

ウイルス性のものや寄生虫の場合は、3位の胃腸炎などで使用する精油を使ったり、また別のものを用いたりします。

まずは病院へ行って、結果を知ってから家庭で出来るかを考えましょう。

5位 異物誤飲

この場合は、何を飲み込んだのかを知ること。

そして早急に病院で見てもらいましょう!

年齢別でのかかりやすい病気

よちよちパピー期 0歳

  1. 外耳炎
  2. 下痢
  3. 異物誤飲
  4. 胃腸炎
  5. 皮膚炎

パピーの頃は免疫力もあまりないので菌などによる外耳炎になりやすいようです。
しっかりと免疫力を付けるようにしたいですね!

1~6歳

  1. 皮膚炎
  2. 外耳炎
  3. 胃腸炎
  4. 異物誤飲
  5. 下痢

成長してくると、病気になるものが少し変わってきます。
ストレスによるものが比較的多いような気もします。

環境を整えてあげることも大事ですね!

メディカルアロマでストレスに使えるものもありますよ。

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